#331日前 夏の夜空を見上げ、恋の三角関係をイメージしてみる

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見上げてごらん、ロマンチックな夏の大三角形を

夏の今頃なら、夜の9時に空を見上げ(ほぼ真上)、一番明るい星をさがしてみよう。それが、ベガだ。こと座で、もっとも明るい星。日本では、「織姫」の星として知られている。(上記は星座のイメージ写真)

その星を頂点にして、三角形を作るようなイメージで夜空に視線を滑らせると、2つの明るい星を見つけることができる。右が、わし座のアルタイ。太陽の11倍の明るさがあると言われ、日本では「彦星」と呼ばれている。

左の方にある、もうひとつの明るい星が、白鳥座のデネブだ。地球からはるか彼方の遠い宇宙にありながら明るく見えるのは、この星が、太陽の54400倍もの光度があるから。半径も太陽の108倍というから、とてつもない大きさだ(ベガ、アルタイは、太陽の2~3倍程度)。天の川の中にあり、「あまのがわぼし」などと呼ばれている。

この星たちの輝きが夏の夜空の目印となり、ベガ、アルタイ、デネブの1等星を結んで形成するラインは「夏の大三角形」と呼ばれている。

天候の条件、都市部の街灯の明るさなどによって、「夏の大三角形」を見つけるのは難しいかもしれない。里帰りやキャンプなどで郊外に出掛けた折、夜空を見上げて探してみてはどうだろう。

恋の三角関係の妄想に、恋人を巻き込むな

ところで、タコ星人の私は、「夏の大三角形」にロマンチックな恋を思う。

「彦星」のアルタイは、私だ。

「織姫」のベガは、レイア。

デネブは、・・・・・・アンちゃんの顔が浮かんだ。

デネブが女性の星(恒星)なのかはわからぬが、アンちゃんをそこにあてはめ、「恋の大三角形」をイメージしてみる。(アンちゃんのことは、#357日前「責任は私にある」の鑑(かがみ)で紹介している)

イメージしているうちに、私はふと思った。

ベガは、レイアなのだろうか?

レイアとの交際は、順調だ。私の彼女であり、ガールフレンドであり、恋人でもある。2年間紡いできた、キズナというものもある。

しかし、そのキズナが丈夫かと言えば、そうではない。中島みゆきの世界の「糸」よりも細く、千切れやすいかもしれない。その原因は、私にある。私が、レイアを愛していないからだ。(【#344日前「タコ星人の素敵な片思い」の正しい読み方】で、「愛さない理由」を説明している)

レイアを愛していないと思おうとするとき、必ず浮かんでくるのがアンちゃんだ。アンちゃんは「CSK(地球征服会議)商会」小樽支部でただ一人の地球人だ。中村アンに似ているからアンちゃん。

4月に入社したアンちゃんとはまだそんなに話す機会がない。【♯351日前の恋した「タコ」のつかまえ方】で、話した程度だ。もともと中村アンのような女性が好みだったこともあり、リモート会議の画面で初めて会ったときに好意を抱いた。その時のことは、【#357日前「責任は私にある」の鑑(かがみ)】で紹介している。

想いの大きさだけで言うなら、アンちゃんの勝ちだ。だから、ベガは、レイアなのだろうか、と思ったわけだ。

私は恋の三角形を描きながら、勝手に悩み、深みにはまっていった。

「どうしたの?」

家で食事をしながら、レイアが聞いた。食卓に並ぶペペロンチーノとアボカドサラダはレイアが作った。

「夏の大三角形ってあるじゃない。ベガ、アルタイ、デネブの明るい星を結ぶと、三角形になるやつ」

「それがどうかしたの?」

「ベガがレイアで、アルタイが僕だとすると、デネブって誰かなと思って」

「ふーん」のどの奥で頷き、一瞬間を置いてから、レイアは言った。「デネブって、男なの、女のなの、それによって三角関係の意味合いが違って来るわ」

「えっ」

「小澤さんのことだから、デネブに女の子をあてはめて、私との三角関係を妄想したいんでしょうけど、デネブが男の場合も十分にあり得るんだから」

私はイメージしてみた。デネブが私の知らない男である場合の、恋の三角形を。

あれ、なんか、寂しいぞ。不安だぞ。心配だぞ。

レイアは微笑み、フォークでパスタをくるくる巻いて口へ運んだ。

愛されていないことを見透かされたようで、私はレイアが怖くなった。


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