#353日前 渡部建のFURINについて議論してみた

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会議室のテーブルの配置とアンのミニワンピ

この日、午前9時から「会議」が行われた。議題は、ただひとつ。「地球征服に関する意見交換」。「CSK(地球征服会議)商会」小樽支部内のこれまでの会議室には180cmの長テーブルが4つ。ほぼ正方形に配置され、各テーブルに2人ずつ座っていた。ところが「ソーシャルディスタンス」となり、8つのテーブルが長方形に配置されるようになった。会議に出席する8人全員がマスクを着用し、各テーブルに一人ずつ座った。

私の斜め向かいには、5月に入社したアンがいた。中村アンに似ているからアンだ。「CSK(地球征服会議)商会」小樽支部の中で、唯一の地球人だった。今日はマスクを着けているが、マスク無しの顔は先日のリモート会議で確認済みである。今日の会議が始まる前に、彼女から私に挨拶してきた。「オザワさん、はじめまして。アンです。よろしくお願いします」ノースリーブの白のワンピースに、真っ赤なピンハイヒール。きれいで、魅力的な女性だった。人間のペニスに擬態しているパンツの中の生殖器がうずく。「ああ、どうも、オザワです。よろしくね、アンちゃん」と福山調の低い声で会釈した時、ちらりとアンの脚を見た。細く、長く、真っすぐな脚が白ワンピのミニ裾からオフィスの床に向かって伸びていた。

その脚がいま、向かい側のテーブルの下にある。アンは2本の脚を蛇のように絡ませていた。私の右隣のイイオの席がアンと向かい合っている。イイオはもうすでにアンの脚に目がくぎ付けになっていた。眼鏡を拭き直してもう一度覗くという、あからさまな動きや視線はタコ星人特有のエロチックな習性だった。イイオに限ってアンを愛することはないと思うが、妄想が愛に変わることは十分にある。ほどほどにしないとアンの食料にされてしまうぞ(この意味は、「#359日前 愛さずに生きるか愛で死ぬか」で記載済み)。そう心でイイオに忠告した時に、「意見がないようなので、会議はおしまいにするね!」議長である安藤サクラ似の所長が眠そうな声で言い、会議はいつものように1分足らずで終わった。

いや、終わるはずだった。

「地球征服」より「渡部建のFURIN」に関心あり

「あの、ちょっといいですか」と手を上げたのは、こちらから向かってアンの右隣にいるエンドウさんだった。遠藤憲一に似ているからエンドウと名乗っていた。「せっかくみんな集まっているんだからさ、たまには議論しませんか」「遠藤ちゃん。意見があるんならさ、あたしが締めの言葉を言う前に、手を上げて言っちゃってくださいよ。終わっちゃってから言っちゃうのって、なんか気分悪いな」とアンドウ所長。「いや、そうじゃなくてさ。地球征服に関する意見はないんなら無いでいいんだけど、久々にみんなが集まったからたまには議論したいなって思ってさ」「何について議論しちゃいたいのさ」「渡部建のFURINとか」

「はい!」すぐに手を上げたのは浜辺美波似の女だった。可愛い顔だが、彼女も我々と同じ66年前に地球にやってきたタコ星人の一員で、家でくつろぐときはタコになっている。「エンドウさん、それはアンドウ所長へのあてつけですか」所長は妻がいる前所長と浮気の末、前所長に愛され、前所長を食べてしまった経緯があり(「♯357日前 責任は私にあるの鑑」に記載済み)、前回のリモート会議で発覚した。前所長は所長の腹の中でだいぶ消化されたようだが、まだ30%は体内に残ているようだ。

「ミナミちゃん、あたしはさ、ぜんぜん気にしてないから」アンドウ所長はそう言ってから、エンドウの提案する議題について自ら語りだした。「FURINってさ、恋愛の一つの型じゃない。型があるものは、悪いものではないとあたしは思うの。いろんな愛し愛され方があって、その方法のひとつがFURINだった、だけのこと」「でも、渡辺謙のしたことは」「ミナミちゃん、渡部建」「あっ、すみません」「あのさ、やばい話をするから、イニシャルトークでいかない。公式な議題じゃないから、議事録にも載せないので」

「テレビ」はFURIN警察になり下がった「あおり媒体」

I:それなら、私の意見ですが、何日でしたか忘れましたが、何があったのか、なんのこっちゃかまだわからないうちに、報道で「渡部サイドが番組側に迷惑をかけたくないという思いから番組に自粛を申し入れた」ってありましたよね。つまり、その言い方ですと、【自粛をすれば迷惑にならない】ことになる。これは、おかしな話です。「自粛した方が迷惑がかかるはずなのに、迷惑をかけたくないから自粛するって」妙な言い方だと思いませんか。私はそこが気になりました。
A:そこ、あんたらしい意見だわ。
M:私は、トイレっていうのがいや。清潔なトイレが、不潔になったようでいや。渡部さんの存在も不潔でいや。
E:僕はMちゃんとは違う意味でトイレはいやかな。そういう行為をする場所としては落ち着かないし、ムードもないしさ。1回終わって1万円なら、抜き専門のフーゾクと変わらないじゃん。金持ってるのにけち臭いよな。
A:ほんとけち臭いよね。何億稼いでいるか知らないけどさ、その10分の1でもあげてさ。マンションでも買ってあげてさ、愛人として丁寧に愛情を持って接してあげればさ、暴露されなかったかもよ。女とキレイに別れられないのならさ、っていうか、FURIN相手に尊敬されないような男はさ、家庭の外に女を作るなって。
O:ベッキーのゲスFURIN以降、FURINは大犯罪者になったようだけど、どうなんだろう。婦女暴行とか、麻薬所持でつかまった犯罪者であるかのように、世間がこぞって非難し、制裁を加えようとしている、その風潮が僕はいやだな。UWAKIはあくまで、当事者の問題。当事者以外の第三者まで、他人のFURINに首を突っ込むようになったのは、「文春」のせいではなく、テレビのせいだと僕は思っているんだ。
E:O君の意見に賛成~。このごろのテレビって、あおり媒体、告げ口媒体になってしまったように思えてならないな。トイレットペーパーの買い占めが起これば、「十分備蓄があるから大丈夫」だけを伝えればいいのにさ、売り切れて空っぽの店内の棚を映して人々を不安にしている。コロナの3密が叫ばれると、それ程3密とは思えない、人気(ひとけ)のない海岸までわざわざ出向き、サーファーに3密を守って下さいと注意している。取材に来たアンタラはどうなんだって言いたくなったよ。テレビが自粛警察になって、守らない人への攻撃をあおっているとしか思えない。
O:いまのテレビの情報番組は、FURIN警察かな。僕は週刊誌は芸能人のFURINを暴くことは業務の一環だと思っている。それが原因で夫婦が離婚し、家庭が崩壊しても責任は負わなくていいだろう。しかし、テレビは違う。番組の取り扱い方、キャスターやコメンテーターの発言によっては、必要以上に世間を煽ることになりかねない。特に、この頃は、朝から夕方まで情報番組があり、どの番組も同じテーマを扱うもんだから、世間を扇動しやすい。テレビがFURINを大犯罪者仕立てたと言ってもいいかもしれないよね。

渡部建という名のFURINよ、そこに愛はあるんか

E:いいね、こういう熱い議論、うちの会議で初めてじゃないかな。K君、なんかある。
K:あっ、俺、こういう話は興味がないので。
E:Tさんは?
T:あっ、違うこと考えてました。僕は別に・・・
E:Aちゃんは?
N:私は地球征服についても、みんながこんなふうに活発に意見を言い合えればいいのになって思いました。
E:FURINとかについての意見はどうなの、なんかないの。
N:(微笑)
E:あれ、なんか意味深な微笑だな。Aちゃん、UWAKIしたり、UWAKIされたことあるの?
A:E! あんたさ、議長じゃないんだから、勝手に指名して意見を求めないでよ。
E:御意!
A:他に意見ある人いる? 渡辺謙、あっ、じゃなくて、渡部建のFURINについて、もう、意見終わり? さっき、Oが言ってたけどさ、みんなの多くは渡部のFURINをさ、文春という週刊誌じゃなく、テレビで知るんだよね。もしくは、ネットの情報かな。完売したそうだけど、週刊誌買ってちゃんと読めってあたしは言いたい。テレビやネットの情報ばかりだと、断片的にしかわからないからさ。それにしても、人の恋愛に、なぜみんな首を突っ込みたがっちゃうのだろうね。
O:大人の恋愛を含めて、きちんと、正しい恋愛をしていないやつらが多いからじゃないんですか。もしくは人を愛したことすらない連中がぎゃんぎゃん騒いでいると言うか。
A:そうね。ちゃんと恋愛していそうなAちゃんの微笑の意味はそういうことよ、ね?
N:(微笑)
A:まだ意見のある人は? いない? いないの、渡部建のFURINについての意見はこれだけ? 所詮この程度の話よ。Eの提案で、議題にしたけどさ、我々タコ星人にFURINとか男女の恋愛のことを語らせるのって無理じゃない。私たちはさ、愛を拒んでいるタコなんだもの。あたしは、ほら、前所長に愛されたから、愛について語れるけど、みんなは愛を知らないし。所詮、テレビやネットを見てまた聞きで語っているにしか過ぎないじゃん。で、本日の議題のまとめ言うわよ。愛を知らないものにFURINを語る資格はなし。はい、みんなで!
全員:愛を知らないものにFURINを語る資格はなし!
I:あのう、FURINは芸の肥やしになるという点についてはどうでしょうか。
A:そんな古臭い話はもういいから。FURINだろうがなんだろうが、恋愛するからには相手を正しく愛することよ。愛がないFURINは、FURINじゃなく単なる性の捌け口でしかない。情けないぞ、渡部建。と言うわけで、今日の会議は、これでおしまい!


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