#365日前 カウントダウン

Pocket

カウントダウンが好きだ

2020年3月25日、東京オリンピック・パラリンピックの1年延期が決定した日、東京オリンピック開催まであと000日00時間00分00秒を示していたカウントダウンの時計が止まった。その後、2021年7月23日の開催日が正式に決定すると、新たなカウントダウンが始まった。この表示が再び途中で消えないことを心から祈るばかりである。

私はカウントダウン評論家とまではいかないが、「カウントダウン」に関して以前より興味を持っていた。とにかくカウントダウンが大好きなのである。以前、テレビ番組のザ・ベストテンでは、「今週の第10位は!」から始まり、「第1位は!」まで黒柳徹子と久米宏によって曲が紹介されていた。私が面白く番組を楽しめたのも、単なる歌手が歌う番組ではなく、ここにカウントダウンがあったからである。

カウントダウンの醍醐味は、10、9、8、7・・・というふうに、逆算で数を数える(表示する)ことだ。それによって1から10まで数えるよりもシーンがドラマチックになる。

 ボクシングの10カウントは、1から10に向かって数えるが、10から1に向かって数えた方がより興奮度が増すのではないかと思っている。但し、10から1に向かって数えると多くの場合、0が、達成(実行)時間となる。ボクシングの場合は、1が、達成(実行)時間になると思われるので(厳密には0かもしれないが)、達成(実行)時間は0か1か明確なルールを作る必要があるだろう。

カウントダウンには、「歓喜」と「絶望」がある

「歓喜」の代表格は、新しい年を迎える瞬間の、12月31日のカウントダウンだろう。大晦日の朝、私は7時2分14秒に目覚めた時からカウントダウンを始めている。あと16時間57分46秒という風に。このカウントダウンの時間は、夜、ご馳走を食べ、酒を飲み、紅白歌合戦やその後のモノクローム調のゆく年くる年をテレビで見ているうちに、あっという間に、あと60秒となる。

 私は、カウントダウンをより多くの者たちと共に楽しむために、「ジャニーズカウントダウンライブ」にチャンネルを合わせる。そしていよいよ、古い年に別れを告げ、新しい年を迎えるための儀式、すなわち、あと10秒のカウントダウンがジャニーズの連中と一緒に始まるのである。

 10! 9! 8! 7! 6! 5! 4! 3! 2! 1! あけましておめでとう!

これは1年でもっとも華々しい、最高の瞬間ではないだろうか。

 「絶望」のカウントダウンというのもある。こちらの代表格は、爆弾タイマーのカウントダウンだろう。たいていの映画やドラマは、残り10秒以内に爆発の回避に成功する。中には1秒前で爆発から免れるという、まさに危機一髪の奇跡的な設定もあったりする。

 これに主役やヒロインがからむと爆発の回避率は100%だ。脚本としては陳腐な設定なのだが、カウントダウンはドラマチックな要素があるので、助かるとわかっていてもついつい見入ってしまうのである。

ロケットも競争もカウントダウンなのだ

「歓喜」「絶望」にも当てはまらぬ、「出発」のカウントダウンというのもある。ロケットやミサイル発射の秒読みがこれにあたる。「出発」には緊張感が伴い、カウントダウンも研ぎ澄まされる。また、マラソンのスタートにもカウントダウンを取り入れているようだ。陸上の短距離走や水泳競技は、「よーい、ドン!」でスタートだが、こちらも10からのカウントダウンでスタートしてはどうだろう。

日常にもそれぞれのカウントダウンがある。心の中で10からカウントダウンしてから初キスに挑むとか、10からのカウントダウンで我が子を叱りつけるとか。これらのカウントダウンには、タイミングを計るだけでなく、「心をほぐす」「緊張を緩める」「気を静める」などの意味合いもあるようだ。

お風呂のカウントダウンでタコ星人になる

実をいうと、私も、毎日のようにカウントダウンをしている。それはお風呂。湯船に入ると必ず1から100までを数え、引き続き100から1までの数をカウントダウンし、0で湯船から出るのである。どんなに熱い温泉地でも、ゆっくりと数え、数が最後の0になるまで肩までお湯につかっている。

お風呂から上がると、顔や体が真っ赤になる。

私は、鏡を見ながら思う。まるでタコ星人のようだと。

そう、私は、タコ星人だ。66年前に、この星にやってきた。

地球征服を果たせなかったら、365日後に、私は・・・

それはともかく、新型コロナ感染症終息のカウントダウンというものはあるのだろうか。 0で終わるなら、あってほしいものである。


シニアライフランキング ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村